インフルエンザ治療薬と異常行動の関連性

インフルエンザ治療薬は大きく分けてカプセル剤などの内服するタイプと吸入タイプに分けられます。一般的に多く処方されるのが内服するタイプで、その効果は確かなものです。インフルエンザ治療薬を服用した場合の副作用として嘔吐、下痢、腹痛といった消化器系の症状が主に挙げられますが、稀に重大な副作用として、異常行動を含む精神・神経症状があるとされ、精神・神経症状には妄想、せんもう、けいれん、嗜眠があるとされています。
子供の場合ですとインフルエンザなどで高熱を出した場合、治療薬に関わらず幻覚、幻視などを伴う「熱性せんもう」となり異常行動を起こす場合があります。ですので、インフルエンザに感染しての異常行動の原因として治療薬だけを原因とは一概には言えないという事になります。ですが、因果関係が無いとも言えないのが現状でもありその異常行動の報告には転落、飛び降りなどの命に関わるものもあり、このような事例はインフルエンザ自体の症状の事例には当てはまらないものです。ですが、熱性せんもうによって走り回ったり奇声をあげる子供がいたという事例もあり、飛び降りは単に平屋とマンションなど高層建築という住環境の違いではないか?という説もあります。また海外でも同じように使用せれている海外では日本の様な事例が少なく、問題視されることはほとんどありません。
このようにインフルエンザ治療薬と異常行動の関連性はまだ分からない事が多いのですが、関連性が分からないというだけで、副作用の危険性が無いというわけではありません。ですので異常行動の報告が多い未成年者のインフルエンザ治療薬の服用に際しては細心の注意が必要なのは変わりがない事です。